欲望?欲求?人の本能と心の謎を追いかける
ところで、
欲望と欲求って
どう違うと思いますか?
これ、ネットで調べると結構いろんなことを言ってる人がいるんですよ。
でも、だいたいは、
《「欲望」はドロドロしたイメージで、
「欲求」は軽い感じ》
なんて言ってる人が多い気がしますね。
でも、私はこう思うんです。
欲求 = 無条件に欲しい(本能的)
欲望 = 理由があるから欲しい
っていう気持ちなんじゃないかって。
こう思って考えると、たとえば
「食べたい」= 欲求
「あれを食べたい」 = 欲望
っていうことになるのかな?
「食べたい」っていう思いは、別に人に限ったものじゃないですよね。
食欲ですしね。
でも、「『あれを』食べたい」ってなるとちょっと話が違ってきて、
きっとその人だけの理由が何かあるんじゃないでしょうか。
じゃ、
「褒められたい」 = 欲求
「ブランドが欲しい」 = 欲望
これ、どうでしょう?
「ブランドが欲しい」っていうのは、いかにも欲望っていう感じがしますよね。
でも、「褒められたい」の方はどうなんでしょうね。
この「褒められたい」って、これ、きっと犬でも思ってるんじゃないでしょうかね。
いや、猫だって褒められてるか怒られてるかぐらいは分かるでしょう。
ということは、この「褒められたい」は本能的に望んでいることなので、「欲求」ですね。
ところで最初に、「欲望」には理由があるって考えましたけど、ここで、
その理由って何だろう?
その理由の理由って何だろう?
ってどこまでもどこまでも考えていくと、いつかそれ以上の理由を説明できない欲望?にたどり着くはず
ですよね?
この、最後に出てくる「理由を説明できない欲望」っていうのが「欲求」なんだと私は思ってます。
(ちょっと表現はおかしいですけど)
この欲求はもう「本能」なんですよね。
ちなみに、
赤ちゃんが欲しがるものは
ほとんどが欲求
大きくなって知識が増えると
欲望が増えてくる
ということなんだと思いますよ。
ところでですね、私がこの「欲求」について考えていたら、
いくつかびっくりするようなことに気づいちゃったんです。
そのびっくりしたことっていうのは、
人の欲求は思春期を境に
子供の欲求から
大人の欲求に変化する
っていうことだったんです。
つまり、子供と大人の欲求の違いっていうのが、
子供の欲求は
自分が成長すること
大人の欲求は
次の世代の子供を
産んで育てること
だったんです。
これって、いかにも
人の心も進化してきたんだ~!
って感じさせてくれた、驚きの発見だったんです。
とまあ、
「欲求」なんていう、とりとめのないことを考えるのが、このブログの目的です。
よかったらご一緒にお付き合いください。
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