研究レポート77・DNAの中に眠る“本能”
77歳になって、あらためて「研究ごっこ」を始めてみました。
タイトルは勝手に《研究レポート77》。
人の心や動物の行動、進化、そして「命ってなんだろう」という感覚を、自分なりに見つめ直すノートです。
未解明のDNA
ヒトのDNAはすでに塩基配列としてはほとんど読み取られています。
けれど「この部分が何をしているのか?」という働きについては、まだ分からない領域がたくさん残っています。
かつて「ジャンクDNA」と呼ばれた部分です。

最近の研究では、その中に遺伝子のスイッチを操作する大事な仕組みがあると分かってきました。
私はこの未解明の領域に、まだ多くの「本能のプログラム」が隠されているのではないかと感じています。
本能のかけら?
たとえば――
大きな音を聞くと危険を感じる
柔らかいものに触れると安心する
鮮やかな色や心地よい音に快感を覚える
あるいは「自分は優れていると思いたい」という気持ち

こうした反応は「学習の前にすでに備わっている力」のように思えます。
もしもDNAの中に、こうした本能の「設計図」が眠っているとしたら…。
いつか科学がそれを解き明かす日が来るのでは、と想像するとワクワクしてきます。
あなたの本能は?
もちろん、これはまだひとつの考えにすぎません。
けれど「未解明のDNAに私たちの心の根っこが隠れているかもしれない」と考えると、日常のふとした反応が少し違って見えてきます。
あなたが最近「これはもう説明できない、本能的な反応だな」と感じた瞬間はありましたか?
それがもしかすると、DNAのどこかに刻まれたメッセージなのかもしれません。
今日の気づき
DNAの未解明の領域は、まだ誰も知らない“本能の書庫”かもしれない。
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